私たちが日頃何気なく吸っている空気。しかし、この空気は目に見えず、その品質を確認することはできません。室内の空気は、私たちの健康、快適さ、そして生産性に直接影響を及ぼします。多くの国々また日本でも室内空気質に関する基準値を設けています。今回は空気質の測定の有用性とどのように基準値が定められているのかをご紹介します!
目次

室内空気質の測定について
1.室内空気質の測定は必要?
近年日本の住宅は、快適性、省エネルギー性、均一性、安価・大量生産性等を追求しつつ住宅の主流は変化しています。均一性や安価・大量生産性をすすめる中で様々な新建材を使用するようになり、また快適性や省エネルギー性をすすめる中で高気密・高断熱化してきました。ただその中でシックハウス症候群など見えない問題が浮き彫りになり、空気質を測定・管理することが重要であり、消費者にとっても重要視されるポイントにもなっています。
2.空気質測定の義務
空気環境測定が義務づけられているのは、建築物衛生法第4条における特定建築物です。
特定建築物に該当する施設は、建築物衛生法施行令第1条で定義されており、のべ面積が3,000平方メートル以上(学校教育法第1条で規定される施設は8,000平方メートル以上)で、以下の用途で利用される施設は特定建築物とみなされ、定期的に空気環境測定を実施する必要があります。
興行場、百貨店、集会場、図書館、博物館、美術館または遊技場
店舗または事務所
学校教育法第1条で規定された施設以外の学校
旅館
※各店舗の個人が測定をするのではなく、店舗のオーナーがその義務を果たす必要があります。

3.室内空気質の基準値と測定方法
通常空気質の測定には専門の業者が行います。
(空気清浄機等を使用した環境の場合)
項目 | 基準 | 測定方法 |
浮遊粉じんの量 | 0.15mg/m3以下 | グラスファイバーろ紙を装着して相対沈降径がおおむね10マイクロメートル以下の浮遊粉じんを重量法により測定する機器 |
一酸化炭素の含有率 | 100万分の10以下(=10ppm以下) ※特例として外気が10ppm以上ある場合には20ppm以下 | 検知管方式による一酸化炭素検定器 |
二酸化炭素の含有率 | 100万分の1000以下(=1000ppm以下) | 検知管方式による二酸化炭素検定器 |
温度 | 17℃以上28℃以下 ※居室における温度を外気の温度より低くする場合は、その差を著しくしないこと。 | 0.5度目盛の温度計 |
相対湿度 | 40%以上70%以下 | 0.5度目盛の乾湿球湿度計 |
気流 | 0.5 m/秒以下 | 0.2メートル毎秒以上の気流を測定できる風速計 |
ホルムアルデヒドの量 | 0.1mg/m3以下(=0.08ppm以下) | 高速液体クロマトグラフ法により測定する機器 |
4.室内空気質の改善に有効なVentiイオンクラスター
WT-002シリーズ
Ventiイオンクラスターの中でも、特にコンパクトで効果的なのが、WT-002シリーズです。この据え置き型製品はA4用紙サイズで設計され、限られたスペースでも効果的な空気浄化を実現します。小型ながら、Ventiイオンクラスターの強力な性能を備え、除菌や臭いを効果的に除去します。WT-002シリーズは、オフィス、クリニック、小規模の店舗、または家庭など、さまざまな場所で利用でき、コンパクトなサイズながら確かな信頼性を提供します。清潔な空間を維持し、健康と安全を守るために、WT-002シリーズの導入をおすすめします。
Z-101X
大型キャスター付き移動式Z-101Xは、Ventiイオンクラスターの大型モデルで、広い範囲の空間を効果的に浄化します。AIO-DIX発生素子を搭載し、100㎡から400㎡に対応可能です。この製品は博物館、スポーツスタジアム、介護施設、コールセンターなど、多くの人が集まる場所に最適です。また、大型でありながら、エアコンの室外機と同程度のコンパクトなサイズを備えており、必要な場所に簡単に移動できます。Z-101Xは信頼性が高く、大規模な空間での空気清浄に優れた選択肢です。
DIPIシリーズ
ビルトイン型VentiイオンクラスターDIPIシリーズは、換気システムの給気系統のダクトに簡単に設置でき、室内全体にイオンクラスターを拡散させる効果的な製品です。このシリーズは少ない台数で複数の空間に対応可能なため、優れたコストパフォーマンスを誇ります。さらに、ビルトイン型の設計を採用しており、内装や設置場所に対する影響がほとんどありません。そのため、施設のデザインや機能性を損なわずに空気質管理を向上させることができます。DIPIシリーズは効率的かつ無駄のない空気清浄ソリューションを提供します。
5.まとめ
室内空気の品質は私たちの健康や生活に直接影響を与えますが、目に見えないため見落とされがちです。しかし、室内空気質に関する基準が設けられており、その測定はますます重要となっています。新建材や高気密・高断熱化に伴い、シックハウス症候群などの問題も浮かび上がり、空気質を測定・管理する必要性が高まっています。特に大型の施設では空気質の基準は厳しく設けられています。常に空気質を清浄に一定に保つためにVentiイオンクラスターを導入してみてはいかがでしょうか?
Ventiシリーズでは様々なニーズに合わせたサイズや機能を備えた空気清浄機を揃えています。是非製品情報からもニーズに合わせた製品を選んでみてください!
~~室内空気質の測定について~~
について、他にも臭いのこと、感染対策等で
お困りの方は是非お気軽にお問い合わせお待ちしております^^
Ventiイオンクラスターのデモ機器の貸し出しもございます!!
6.お客様の感想

7.イオンクラスターとは
●イオンクラスターとは?
イオンクラスターは、酸素分子のイオンの集合体で、空気中にも存在します。
自然の中では雷、稲妻や滝等といった高エネルギー発生源により、
空気のイオン化が誘発され生成されたイオンクラスターが存在します。 このイオン化された空気が地球上の大気の浄化作用を行っていたのです。 Ventiイオンクラスターは独自のプラズマの技術で強力なエネルギーを持つイオンクラスターを発生します。
●Ventiイオンクラスターの除菌・脱臭効果
脱臭・VOC対策
シックハウス症候群の原因となるVOC(建材などから発生する有害物質)を低減。
除菌
細菌やウイルスを99%除去します。
カビ
カビ菌の発生を抑制します。
臭い
ペット臭やタバコ臭など不快な臭いを低減します。
●空気質に厳しい専門機関でも使用されている技術
Venti イオンクラスター
国立大阪医療センターや埼玉県立小児医療センターなどの国立病院、理化学研究所や大手企業の研究施設など、厳格な空気質管理が必要な施設で活用されています。
導入実績
住宅・研究施設・医療施設・文化施設・ホテルなど
20,000本以上

イオンクラスターの効果についてのエビデンス
国内外でイオンクラスターのイオンクラスターの効果について書かれた研究や論文、実証実験や数々のデータもあります。


特許

【製品情報】
ダクトに直接取付けて
部屋全体にイオンクラスターを送るなら
VentiイオンクラスターDIPIシリーズがおすすめ!
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